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これまで日本に上陸していない “かご”
フィリピンの天然資源は広く海外にも輸出されており、代表的なアバカ(マニラ麻)は日本のお札の原料としても使われています。豊富な天然資源を背景に、豊かな手仕事の伝統・文化が受け継がれている国です。
しかし残念ながら、Made ㏌ Philippines を日本で目にすることは多くありません。
フィリピンのローカルマーケットには魚や野菜と共にバスケットが並びます。軽量で風通しの良いカゴは、暮らしになくてはならない道具として使われてきました。
私が出会ったマノボ族は、ニトと呼ばれる植物をつかい編み細工をする技術で知られています。民族の伝統を残しつつ、新しいデザインを取り入れたかごを製作。日本の暮らしに馴染む ‟Made ㏌ Philippines” を__
フィリピンの首都マニラが位置するルソン島に次いで2番目に大きな島がミンダナオ島です。面積は北海道ほどの大きさで、手つかずの大自然が多く残る天然資源に恵まれた島です。
フィリピン産として有名なドール社のバナナやデルモンテ社のパイナップルの巨大農場が広がっています。ブコ(=ココナッツ)やドリアンも、ローカルマーケットでたくさん見かけられます。おすすめはブコパイ。
人柄も比較的、おおらかで明るい人が多く、ゆったりとした時間が流れる土地ならではの豊かな民芸品が多く残る島です。